【電波部会】「情報通信フロンティアセミナー<宇宙開発が切り拓く通信の未来>」を開催
日時
令和6年8月27日(火) 13:30~17:00
開催場所
国立大学法人名古屋工業大学 NITech Hall(ナイテック・ホール)
共催
東海情報通信懇談会、国立大学法人名古屋工業大学、総務省東海総合通信局
プログラム
<基調講演>「小惑星探査機「はやぶさ2」の開発・運用・帰還、そして再び」
講師:宇宙航空研究開発機構(JAXA)宇宙科学研究所はやぶさ2拡張ミッションチーム 中澤 暁 氏
概要:「はやぶさ2」で使われている通信技術の解説を交えながら、地球~小惑星リュウグウ間を往復し地球にサンプルを持ち帰ってきたミッション、そして地球帰還後のミッションについてご紹介いただきました。

<講演①>「宇宙とつながるスマートフォンの現状と今後の展望」
講師:国立大学法人名古屋工業大学 未来通信研究センター教授 岡本 英二 氏
概要:現在5G移動通信システムや次世代の6Gにおいて非地上系ネットワークと接続する規格が整備されており、さらに安心・安全・便利なサービスが今後実現されます。本講演ではそれらの現状と展望についてご紹介いただきました。
<講演②>「H3ロケット開発成果と将来構想」
講師:三菱重工業株式会社 宇宙事業部技術部 次長 佐藤 晃浩 氏
概要:H3開発開始から初号機の失敗、試験機2号機成功までの道のりを示しながら大規模システム開発の醍醐味についてお話しいただくとともに、宇宙輸送機の将来展望についてご紹介いただきました。